弁護士のゴー(茅根豪)です。
私にはちゃっかり幾つかの顔(・∀・)があります。昨日は弁護士でしたが、今日は学校の先生でした(大学非常勤講師)。最近はさらにWebライターも加わった?
弁護士が大学で講師や教授を務めることは珍しくありません。私の知っている弁護士にも何人もいます。
よくあるのは、近隣の大学から所属する弁護士会に届く講師派遣の要請に応募することです。私もそのパターンです。かれこれ4年くらい法学部の学生に教えています(といっても講座の一部担当ですが)。
その縁なのか、時々、学生からゼミの研究テーマについての意見を求められることもあります。授業とは関係なくWebサイトを見て連絡してくる学生もいます(今時だなぁ)。
多いのはインターネット上の権利侵害です(名誉毀損・著作権侵害など)。ゴー宣道場の周辺でも頻出しますしね。
社会情勢を反映してますし、私の事務所が同分野の事件を比較的多く扱っていることも関係してるのかなと感じています。学生のリクエストは変なものでない限り無償で応じています(当たり前)。
実際の授業では、私はガンガン指名して発言を求めるスタイルなので、学生は全員が発言させられるのですが、彼彼女らには共通した発言の仕方があります。これは毎年感じています。
それは学生はユーザー側の視点でのみで答えるという傾向です。質問として「・・・の場合は、どのようなことが法的に言えますか?」と問うと、「・・・したら良いのにと思います。」という風にです。
「・・・したら良い」というのは何かのサービスや商品を購入する際のユーザー側の欲求ですね(~して欲しいなぁ的な)。事業者側の視点(商品・サービスの提供者側の視点)に立てれば、「・・・しないとマズイ。」という風になるはずです。
その道のプロになろうとすると、業界ごとの特別法や取引で頻出する法律について叩き込まれるので、「・・・しないとマズイ。」という提供者の視点にならざるを得ません。
「まだ学生だからピンとこないかもしれないけど、あと1、2年で自分たちがサービスを提供する側になるんだよ。(そんな法律)知らなかったじゃ済まない場合もあるんだよ。」と。偉そうに話してきました(・∀・)
え?今日は食べ物の写真がないのかって?
ありますよ。ちゃんとスタバでチーズケーキを食べました(・ω・)
スタバなら、パンプキンのバスクチーズケーキがイチオシなのですが、残念ながら売り切れ。
今日は、譲歩に譲歩を重ねついに譲歩の極みに達したケーキの選択です。